「子育てと仕事どちらも頑張りたい」あなたへ。持続可能な生き方のヒント

光が差す森林の背景に、微笑む女性。記事のタイトルが入っている「持続可能な生き方」のアイキャッチ わたしと子育て

子育てをしながら仕事をしていると、
「どっちも頑張りたいのに、どっちも中途半端になってしまう…」
そんなジレンマを感じたことはありませんか?

私もそのひとりです。子育てと仕事を掛け持ち歴も、早18年になりました。わが家の末っ子は、小学生ですから、まだまだワーママ生活が続きそうです。

子どもには健やかに育ってほしい。自分の仕事にも、想いを込めて向き合いたい。

でもこの2つ、どうしても相反しているように見えて、苦しくなってしまう時期がありました。

この記事では、「子育てと仕事を両立していくための方法」を長期的な視点からお伝えしています。少しでもあなたの幸せのための、参考になれば嬉しいです。

仕事と子育ての両立に悩んだら、こんな視点も

もし、あなたが自分の置かれている状況に悩んだら、こんなふうに考えてみませんか?

「子育ては、継続的に仕事をしていくための準備期間であり、土台づくりの時間である」

子育てだけではありません。介護や家のこと、体調不良など、私たちの身の回りには、やりたいことに集中できない要因がゴロゴロと転がっています。

人生100年時代なんて言われる今、高齢になっても生き生きと活動する人が増え、定年年齢もどんどん後ろ倒しになっています。

そんな社会で、私たちが長く働いていくためには──

「持続可能な働き方」が必要なんじゃないでしょうか。

わたしが考えた、新しい生き方の軸

私が考える、生き方の軸。それは、Sustainable Development of Kie(SDK)です。笑

子どもがSDGsを調べていたとき、ふと気づいたんです。「あれ…これって人生にも、そのまま当てはまるんじゃない?」と。

短期的な成果に飛びつくこと自分という資源を掘りつくしてしまう働き方

地球がそうして傷ついてきたように、私たち親もまた、「今だけ」に振り回されて傷ついてしまう。

だからこそ必要なのは、掘り尽くす「エクストラクティブ型」から、再生しながら育てる「リジェネラティブ型」へ思考を変えていくことではないかと考えています。

私の【SDK憲章】

SDKとは、私自身が、「わたしらしく」「長く」「気持ちよく」生きるための5つの約束

▶ Kieの持続可能な働き方を守ること
焦らない、でも止まらない。マイペースこそ最高戦略。

▶ 家庭と夢を対立させないこと
子育ても自分育ても、どっちも本気で大切にする。

▶ 感情エネルギーのムダづかい禁止
落ち込みはしても、立ち止まりすぎない設計。

▶ ひらめきは資源であり、資産である
書き留めて、活かして、仕事にも活かす。「わたしDays」は畑。

▶ 小さな変化を、未来へのステップとすること
一日1つ整える。それが世界を変える第一歩。

「何を大切にしたいか」は、人それぞれ違うはずです。でも、それが明確になっているだけで生きやすくなります。そして、大変なときでも、自分を見失わわずにすむようになります。

あなたのモットーはなんですか?

まずは、一言で自分のモットーを表してみるのがおすすめです。

私のモットーは、「整える、育てる、私らしく。」。

私はもともと、目の前のことに全力投球したいタイプです。子どもの頃から、そうやって結果を出してきたように思います。だからこそ、目の前のことに集中できない環境はとてもストレスでした。

でも、現実は──子育ても仕事も、それだけに集中していればいいものではない。

一つのことに集中できないんじゃない。一つのことに集中しづらい環境の中で生きているんです。

それならば、現状を受け入れて、今の状況に合わせて、自分をアップデートするしかない。

そのプロセスの中で生まれたのが、SDKという考え方でした。

エクストラクティブ型 vs リジェネラティブ型

「短期的な成果に飛びつくこと=資源を掘り尽くすモデル」になっているのではないかそう思ったのです。

地球はこの短期的な思考によって傷ついています。

私たち親も短期的な思考になっては傷ついてしまうのではないでしょうか。 

つまり、掘り尽くす思考「エクストラティブ型」から、再生する思考「リジェネラティブ型」に思考を変えていく必要があります。

 エクストラティブ型(掘り尽くす)の思考としては、

  • 目先の数字や賞賛のために全力疾走する 
  • 疲弊と同時に「もっと!」と自分を追い立てる 
  • 成長=膨張。規模が止まると不安になる 

などが挙げられます。

まさに、以前の私です。 

反対に、リジェネラティブ型(再生する)の思考としては、 

  • 余白を作り、資源(時間・体力・感情)を再生 
  • 小さな循環を回して育つスピードを味方にする 
  • 成長=深化。たとえスピードが落ちても心が太くなる 

などが挙げられます。 

相反する考え方ですが、長期的に成果につながるのは後者ではないでしょうか。 

時間資源の再生、感情資源の循環、お金のディジェネラティブ、子供の未来。

「今だけ」じゃなく、「今を未来につなぐ」ために整える。 

それこそが私たちが、100年時代を生き生きと過ごすカギになるのではないでしょうか。 

最後に。

進まない日も、心を育てている。

そんなふうに、自分の“芯”を太くする生き方に少しずつシフトしていきませんか?

わたしらしく、焦らず、でも止まらずに。


Sustainable Development of Kie(SDK)、ただいま、実践中です。

あなただけの「 Sustainable Development of 〇〇」をぜひ、考えてみてくださいね。

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